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女性に自律神経失調症が多いのは本当?女性と自律神経の関係

自律神経失調症
2022年03月10日

自律神経失調症は男性よりも女性に起きやすいと言われることがあります。

確かに当院に来る方の割合も女性の方が多いのは事実です。

ただし医学的に女性の方が起きやすいという研究があるわけではありません。

とはいえ実際に当院には女性の自律神経失調症の方が多いので、今回は当院の施術・臨床経験を元にして「女性に自律神経失調症が多い」を考察してみようと思います。

ホルモンバランスの変化が激しい


女性の場合毎月の生理や妊娠・出産・閉経など、男性と比べて人生においてホルモンバランスが乱れることが多いのが特徴です。

ホルモンバランスは自律神経と密接に関係していて、ホルモンバランスが安定していると自律神経も安定する・ホルモンバランスが乱れると自律神経も乱れてしまうことがわかっています。

ホルモンバランスが乱れやすいということが、女性が自律神経失調症を起こしやすい要因の1つだと考えられます。

生活のオン・オフの切り替えが難しい

出産後のお子さんの世話は、現代日本では女性が専門的に多く行わなければいけない状態が続いています。

子育ては外部の仕事とは違ってオンとオフの境目がなく、朝も夜も関係なく子育てを意識せざるをえなく、休まる暇がありません。

そうした生活の生活のオン・オフの切り替えが難しいために、女性はストレスを発散することが出来ていません。

ストレスは自律神経の天敵です。女性の方が生活のオン・オフの切り替えが難しいことで、自律神経失調症になってしまいやすいのでしょう。

更年期がある


女性はある程度年齢を重ねると更年期に入ります。

更年期は女性ホルモンの分泌が大きく減少します。つまりホルモンバランスが崩れてしまうのです。

更年期では更年期障害になることがあり、様々な症状が起こります。これも実は自律神経失調症の一つなのです。

更年期ということが女性の自律神経失調症が多い要因の一つでしょう。

※最近は男性にも更年期があり、更年期障害が起こることもあります。ただ女性の方がその割合は多いと言えるでしょう。

栄養不足


男性に比べて女性の方が栄養不足であるケースが多いことがわかってきています。

大塚製薬では「20代女性の低栄養の問題」としてその研究を発表していたりしますし、厚生労働省も働く女性の「新型栄養失調」という問題を警告しています。

例えば人間は体重×1グラムのタンパク質を摂取することが健康を維持するために重要ですが、働く女性の多くはランチでほとんどタンパク質をとれていません。

スープ・サラダ・ヨーグルトをコンビニで買ってランチにしたことありませんか?あれは完全に栄養不足の一因です。

自律神経の乱れは栄養不足からも起きます。栄養が不足している女性に自律神経失調症が起きやすいのも当然と言えるかもしれません。

要因が複数ある


女性に自律神経失調症が多い理由・要因を4つ考えてみましたが、この要因が単独ではなく複数絡み合っていることが多いです。

例えば出産後の女性の場合は「ホルモンバランスの乱れ」「オンオフの切替ができない」「栄養不足」の3つが絡み合っています。

働く女性の場合は、「ホルモンバランスの乱れ」「栄養不足」が絡んでくるでしょう。

そのためにちょっとやそっとの対策では自律神経失調症は改善しません。

自力で対策をしても改善は難しいでしょう。

そのために自律神経失調症で悩む女性こそ、専門家に相談することが改善の最短の道だと思います。

病院に行くのもその1つの道ですし、当院のような専門院に相談してみると良いでしょう。

女性の場合は様々な要因から自律神経失調症が起きやすいので、日々の生活で予防に気を付けて、起こってしまった時は頼れる人を探しておきましょう。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

自律神経失調症を自力で治すことは出来るのか?

自律神経失調症
2022年03月9日

「めまいが頻発する」「耳鳴りがずっと起きている」「睡眠がうまくいかない」「疲れやすくて困っている」「便秘や下痢を繰り返す」、こんな悩みがある場合は「もしかして自分って自律神経失調症なのではないか」という疑問を持つかもしれません。

そういう場合は「自覚するのが難しい!自律神経失調症のチェック項目」を参考にしていただきたいのですが、気になるのは「自律神経失調症は自分で治せるのか」ということではないでしょうか?

今回は自律神経失調症を自力で治すことは出来るのか?ということについて詳しく解説をしていきます。

自律神経失調症の自力改善は難しい


結論から申し上げると、自律神経失調症を自力で改善することは非常に難しいと言わざるをえません。

ごく軽い症状であれば自力改善も出来るかもしれませんが、ほとんどの場合自律神経失調症であることがわかった場合は症状が慢性化・重症化しています。

そのため自力で何かすることぐらいでは改善には向かわないケースが多いのです。

また難しい理由として「原因が様々ある」ということもあります。

原因が1つではないため、どんな対策を行えば良いのかを自力で判断することは出来ません。

そのためあなたが改善のために選んだ施策が間違っていて、いくら努力しても効果がないという結果になってしまいます。

以上のことから、自律神経失調症であるなら基本的には専門家に相談することが最優先だと言えます。

自分で出来る対策

自律神経失調症の自力改善は難しいからと言っても、自分で出来る対策をしないよりはした方が間違いなく良いと言えます。

症状の悪化を防ぐことが出来ますし、きちんとした治療・施術を受けながら自力改善も同時に行うなら、改善スピードが大きく変わってきます。

では自律神経失調症に対して自分で出来る対策にどんなものがあるのかをご紹介します。

生活リズムの安定

毎日の生活リズムを安定させることは自律神経にとってとても良いことです。

毎日同じ時間に起きて、同じ時間帯にご飯を食べて、同じ時間に寝る。毎日同じような生活リズムで安定させると交感神経と副交感神経がバランスよくはたくようになっていきます。

可能であれば、朝起きて夜眠るという生活にするのがベターです。

適度な運動

1週間に2・3回適度な運動をすることも自力で出来る対策の1つです。

運動としっても筋トレのようなハードなものではなく、軽めの有酸素運動がおススメです。

1回30分程度のウォーキングや軽いジョギングなどが最適です。強度としては「軽く汗をかく程度」にしておきましょう。

ヨガなど呼吸を中心としたエクササイズもお勧めです。

食事改善

食事の内容を改善することも自律神経の安定に関わります。

例えば食べ過ぎ・飲みすぎは自律神経に負荷をかけますので、適度な飲食をこころがけましょう。

また自律神経失調症の人は栄養バランスが偏っている人が非常に多いです。

炭水化物と脂質を多く摂取していて、たんぱく質・ビタミン・ミネラル・食物繊維が大きく不足している可能性もあるので、一度1週間の食生活を見直して、自分に何が足りていないかを把握しましょう。

ストレス処理

ストレスは自律神経の天敵なので、ストレス処理を意識して行いましょう。

まずは「自分が何にストレスを感じているのか」を把握することが優先です。実は無自覚だけれどもストレスを感じていることはたくさんあります。

次に「何をするとストレスが緩和されるか」も把握しておきましょう。自分なりのストレス解消法を明確にしておいて、ストレスを感じたときにその方法を行うのです。

また可能な範囲でストレスに感じることから距離をとることも重要です。

専門家と二人三脚で改善を目指す

自律神経失調症は専門家のサポートが重要です。なので専門家に相談しつつ、同時に自力の施策も行うという両輪で改善を目指すのがおススメです。

しんそう芦屋浜は芦屋市の自律神経失調症の専門院です。

1人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。一緒に改善を目指していきましょう。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

自覚するのが難しい!自律神経失調症のチェック項目

自律神経失調症
2022年02月23日

自律神経は体の様々な働きを調整してくれている、24時間フル稼働する神経です。

自律神経が安定して働いてくれていれば人間は健康な生活を送ることが出来ます。

しかし現代はストレス社会であるため、自律神経が安定しなくなり、自律神経のバランスが乱れて様々な症状や悩みを持つようになる人が多くなっています。

しかしそうした症状・悩みを持つ人の多くが、自分が自律神経失調症であるとか、自律神経が乱れているとか考えることはありません。

自覚がない人がほとんどなので、症状・悩みが悪化してしまうケースが本当に多いです。

そこで今回は、自律神経失調症のセルフチェック法についてご紹介いたします。

自律神経チェック項目

  • めまいや耳鳴りが起こりやすい
  • 片頭痛で悩まされている
  • 立ちくらみやふらつきをがよく起きる
  • 胸が突然ギューっと締め付けられる時がある
  • 胸がザワザワする感じが時々起こる
  • 鼓動が急に速くなったり、脈拍が速くなったりする
  • 息苦しくなり、呼吸が難しくなる時がある
  • 夏でも手足か冷えている
  • 胃腸の調子が悪いときが多い。(食欲がない or 常に胸焼け感がある)
  • よく下痢や便秘をする
  • 緊張すると下痢や便秘を繰り返す
  • 運動で良くならない肩こりや腰痛がある
  • 手足が重ダルい
  • 顔だけ急に汗をかいてしまう時がある
  • 起床時に疲労感・倦怠感がある
  • 寝ても寝ても寝たりない
  • 布団に入ってもなかなか寝付けない
  • 気候の変化に弱い
  • 怖い夢をよく見る
  • 金縛りによくあう
  • 風邪じゃないのに咳がよく出る
  • 食べ物を飲み込みつらい時かある
  • 喉に違和感がある
  • 集中力が続かないことが多い
  • 漠然とした不安が常にある
  • 常にイライラしていて余裕がない

以上のチェック項目に半数以上当てはまることがあるなら、あなたの自律神経は乱れていると言えるでしょう。

4分の1くらい当てはまった人は、そのまま放置していくとより多くの症状が起こるようになったり、今ある症状が悪化する可能性が高いです。

どちらの場合でも、早めに適切な治療を受けることをお勧めします。

自律神経が乱れてしまう要因


自律神経が乱れてしまう原因は人によって様々です。

ただ最も影響力の強い原因としては「ストレス」と「生活習慣の乱れ」の2つが挙げられます。

人間関係や仕事による精神的なストレスは自律神経の天敵で、あなたの自律神経のキャパシティを超えるストレスがあると自律神経失調症につながります。

また肉体的なストレスが多すぎても自律神経が乱れます。

食事や睡眠・運動などの生活習慣が乱れていることも、自律神経を乱すことがわかっています。

自律神経を整える整体

医療機関での自律神経失調症の治療は、投薬と心理アプローチ(カウンセリング)の2つです。

しかしそれだけだと改善しない人が多いため、当院では自律神経整体を行い、乱れた自律神経バランスを安定させるお手伝いをしています。

体のゆがみによって、脳脊髄液の循環が悪くなっていたり、自律神経自体に圧迫が加えられていたりします。

体のゆがみを整えることで、そうした自律神経に負荷をかける要因を取り除き、あなたの体自体の治癒力が症状を治してくれるように導いていくのです。

私自身長年、病院で原因不明の症状で悩まされましたが、身体のゆがみを整えることで今は症状が起こることがなくなりました。

自律神経失調症チェック項目にたくさん当てはまることがあったとしても、不安になったり焦ったりする必要はありません。

当院の自律神経整体で自律神経バランスを安定させていけば、あなたの悩みは解消に向かっていきます。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

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