ブログ

共感疲労で心と体がしんどい方へ行って欲しい対処法

自律神経失調症
2022年03月16日

今、戦争報道によって、共感疲労によって心身が不安定に合っている人が急増しています。

共感疲労というのは、「他者の感情をその人の立場になって感じることで蓄積する疲労」のことです。

戦争報道によって心に不安を感じるのは、まさにこの共感疲労だと言えます。

他にも不眠、食欲不振、血圧上昇、抑うつ状態など情緒不安定になる人もいます。

東日本大震災の時に、多くのアーティストがストレス障害にかかったそうです。これも共感疲労の1つでしょう。

あまりも重いニュースが続いているのですから、共感疲労になってしまっても不思議ではありません。

とはいえ共感疲労によって心と体がしんどいまま生活するのはとてもツライと思います。

そこで今回は共感疲労で心と体がしんどい方へ行って欲しい対処法についてお話をしていこうと思います。

対処法① ニュースを見る時間を減らす

共感疲労はストレスによるものですから、ストレスの元であるニュースに触れる時間を意識して減らしてみましょう。

確かに戦争報道などで現在の状況を理解することは大切なことなのですが、それであなたも心身が壊れてしまったら意味がありません。

テレビではなく本を読む時間を増やしたり、SNSを見る代わりに映画を見たり。心に負担のかかるものを避けて、自分で楽しいと感じられるものを積極的に取り入れていきましょう。

対処法② 「ツラい」と言葉に出す

共感疲労で辛い場合は、その感じる気持ちをそのまま家族や友人に聞いてもらいましょう。

ツラいことをそのまま言葉にして出すことは、ストレス解消のとても有効な手段の1つです。

心理療法のカウンセリングで行うのは、まさにこの「正直な気持ちを言葉にする」ということです。言葉にすることはストレス処理に役立つのです。

弱音やツラい気持ちを吐き出すことは悪いことはありませんから、ツラい時はツラいと言葉にしていきましょう。

対処法③ 体を動かす


体を動かす、特に有酸素運動は精神疲労には有効です。

有酸素運動では、幸せホルモンであるセロトニンの分泌を活性化をすることが出来ます。

「今、心が不安だ」という時こそ、ウォーキングや軽いジョギングを行ってみましょう。

共感疲労は自律神経を乱す

共感疲労によって不眠、食欲不振、血圧上昇、抑うつ状態など様々な症状が出てしまうのは、共感疲労のストレスで自律神経が乱れてしまっているからです。

つまり共感疲労によって自律神経失調になっている可能性もあるのです。

まだまだ軽い段階・自覚できる段階であれば、今回ご紹介した対処法を取り入れていただければ、日常生活を普通に送ることが出来るようになると思います。

しかし共感疲労による影響があまりに大きい場合は、一度自律神経の専門家に相談してみるのも1つの方法だと思います。

専門家に相談して不安や辛さを吐き出しつつ、その改善のための治療・施術を受けてみてください。

辛いニュース・不安な情報が多い現代ですから、自分の心身と相談しながら取り入れる情報をコントロールしていきましょう。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

自律神経失調症と夜更かしの深い関係、学生に自律神経失調症が増えている理由

自律神経失調症 , 起立性調節障害
2022年03月14日

ここ数年で、若い人たち特に10代の学生に自律神経失調症が増えています。

10代の自律神経失調症は「起立性調節障害」と呼ばれており、それで悩む人が本当に急増しているんです。

10代の自律神経失調症が増えている要因の一つに「夜更かし」が挙げられます。確かに当院に来る学生さんのお話を聞いていると、8割の方は夜更かしをしていました。

本当に夜更かしは自律神経失調症と関係があるのでしょうか?もしあるとしたら、なぜ夜更かしは自律神経失調症につながってしまうのでしょうか?

今回は「自律神経失調症(起立性調節障害)と夜更かしの深い関係」について考えていきます。

夜更かしの問題

自律神経失調症と夜更かしが関係するかを考える前に、まずは夜更かしの問題について考えてみましょう。

夜更かしは「夜遅くまで起きていていること」です。学生は夜更かししても、朝学校に行くために必ず起きなければいけません。

そのため夜更かしをすると、睡眠不足になります。

睡眠は非常に重要で、身体を休めることはもちろん、脳を休めるために必要です。

夜更かしを続けていると体が休まりませんし、脳も休まりません。

若い時は体力があるので、夜更かしして体と脳が休まっていなかったとしても、なんとか乗り切れてしまいます。

そのせいで夜更かしが続き、気づかぬうちに身体と脳が疲弊していってしまいます。

これが夜更かしによる最大の問題でしょう。

体の脳の疲労は自律神経を乱す

体と脳に疲労が蓄積していくことは、自律神経にも大きな負荷をかけてしまいます。

体に疲労が蓄積すると、身体が常に緊張した状態になります。筋肉はこわばり、骨格がゆがんでいきます。

そうした体のゆがみは、自律神経を刺激圧迫して負荷をかけるようになります。

脳に疲労が溜まると熱を持ち、ストレスを処理できなくなっていきます。

ストレスは自律神経の天敵ですから、脳がストレスを処理できなくなるということは、それだけ自律神経に負荷をかけてしまいます。

つまり夜更かしで身体と脳に疲労が溜まるということは、二重の意味で自律神経に悪影響を及ぼしていると言えるのです。

当院の考え

以上のように夜更かしと体・脳の関係を考えると、「自律神経失調症と夜更かしはつながっている」というのがしんそう芦屋浜の見解です。

まず夜更かしによって自律神経が乱れる理屈がしっかりとあります。

「夜更かし-体・脳の疲労-自律神経の乱れ」というプロセスは、自律神経の専門家であれば誰でも納得するプロセスでしょう。

それに加えて当院の場合は「臨床経験」があります。

しんそう芦屋浜は自律神経失調症の専門院ですから、当院に来る若い人のほとんどが自律神経の乱れを抱えています。

そしてその8割が夜更かしをしているのですから、夜更かしと自律神経の関係性を無視するわけにはいきません。

1人で悩まず専門家に相談を

夜更かしを続けて自律神経失調症、つまり起立性調節障害になってしまった人の場合、夜更かしを止めれば治るというものではありません。

そもそも夜更かしによって夜眠らない習慣がついてしまっていますし、自律神経が乱れて交感神経が高ぶってもいるので、夜寝たくても寝れなくなるでしょう。

そのうちに、徐々に様々な症状が起きるようになっていきます。

朝起きられないのはもちろん、学校に行くと吐き気や倦怠感が出たり、朝から頭痛になり学校に行けなくなる日は続いていきます。

これらはすべて、自律神経が乱れた起立性調節障害になってしまったからです。

こうならないように、学生さんには夜更かしをしないことを強くお勧めしています。

現代社会では夜更かしする場合、スマホでインターネットを見ているケースがほとんど。そのせいで姿勢が悪くなり、自律神経の乱れを悪化させます。体と脳の疲労の問題だけではなくなってしまうのです。

自律神経失調症を自力で治すのは難しいのが現実です。なので1人で悩む前に、自律神経の専門家にご相談ください。もちろん当院にもお気軽にご相談ください。

ただ何度も繰り返しになってしまいますが、そうなる前に学生さんは夜更かしを止めましょう。起立性調節障害は予防が何より重要ですから。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

自律神経失調症と頭痛の密接な関係とは?【頭痛で悩む人必見】

自律神経失調症 , 頭痛
2022年03月13日

みなさん頭痛で悩んでいませんか?

週に1回頭痛が起きる・一度頭痛が起きると1日動けなくなる・季節の変わり目ごとにひどい頭痛に襲われる etc 様々な頭痛のパターンがあると思います。

多くの人が「頭痛が起きることはしょうがないので、その場しのぎの対策をするしかない」と思っているような節があります。

しんそう芦屋浜にいらっしゃる人の中にも何十年も頭痛で悩んでいる意図もいます。実は院長の私も中学生から30代前半まで、20年以上頭痛薬を常用して過ごしていました。

そうした頭痛体質のお体を見ると、ほとんどが「自律神経」に問題が起きていることがわかります。

そこで今回は自律神経失調症と頭痛との関係性と、どうしたら頭痛から解放されるのかについて詳しく解説をしていこうと思います。

頭痛で悩む人必見です。

頭痛の実態

第一三共ヘルスケアは頭痛に関する実態調査を行い、その調査結果を発表しています。

それを読むと、日本人の頭痛に関して驚くべき実態がわかります。

調査からいくつか重要な部分を引用してみましょう。

●約4人に1人が週1回以上頭痛にが起きている。

●自分を頭痛持ちだと思う人は約3人に1人

●頭痛の症状や対処法などは8割以上が正しい理解には⾄っていない。

引用元:日本人の「痛み」実態調査

日本人の3割以上が頭痛持ちだと自覚しているにも関わらず。8割以上の人が頭痛の対処法について正しい知識を持っていないのです。

これでは頭痛体質が何十年も続いている人が多いことも仕方のないことに思えます。

頭痛と自律神経は密接に関係している

頭痛と一言で言ってもいくつか種類があります。その代表的なものが「緊張型頭痛」「片頭痛(偏頭痛)」の2つです。

頭痛持ちの人の9割は、このどちらか、もしくは両方の頭痛を持っています。

緊張型頭痛にしても片頭痛にしても、自律神経が乱れていることが大きく関わっています。

緊張型頭痛は、後頭部・首・肩などの過度の緊張やストレスによって起こるとされています。

体を緊張させてしまうのは、自律神経の交感神経ばかりが優位になってしまっていることの典型的な状態です。

片頭痛(偏頭痛)は頭蓋骨内部の血管が収縮することで起きますが、やはり交感神経が優位になっていると自律神経のバランスが崩れて血管が収縮してしまいます。

頭痛持ちの人は季節の変わり目や気温差に弱いケースが多いです。季節の変わり目や気温差というのは、実は自律神経のバランスを乱す大きな要因です。

以上のことから、頭痛持ちの人は自律神経が乱れていると考えるのが自然です。これが頭痛と自律神経は密接に関係しているということなのです。

頭痛持ちの人は自律神経失調症も持っている

しんそう芦屋浜で毎日多くの方を見ていますが、頭痛持ちの人は自律神経失調症も持っているケースが非常に多いです。

頭痛以外にも様々な症状が体に現れてしまっているのです。

いくつか実際の事例をご紹介しましょう。

●40代女性

子育てしつつフルタイムで働き続けて、なかなか休むことが出来ない毎日。

頻繁に頭痛が起きるようになったのと同時期から、徐々に上手く睡眠が出来なくなってきました。

寝つきが悪くなり、寝ても浅い眠りが続いて疲れが取れない日々。

眠れなくなってくると頭痛も悪化してきて、悪循環に陥るようになった。

●50代会社経営男性

勤めをやめて企業してから、頭痛が起きるようになった。

また同時に不眠・倦怠感などもつきまとい、耳鳴りも徐々に出てくるようになった。

起業と会社維持というストレスにより自律神経が乱れてしまった結果だと考えられる。

自律神経を整えて、頭痛持ちを根本改善


しんそう芦屋浜では、性頭痛持ちの人には「自律神経を整えましょう」ということをお話します。

それは今までお話してきたように、頭痛持ちの原因が自律神経の乱れにあるからです。

私も自律神経が整うようになってから頭痛は治まりましたし、他の様々な原因不明の症状もなくなりました。

性頭痛持ちの人は、頭痛が起きてから対策をするのではなく、「頭痛を起こらなくする」ことを目指してみませんか?

しんそう芦屋浜では自律神経を整えることで、頭痛持ちの人も健康な毎日を送れるように導きます。

頭痛が起きるということは、あなたの自律神経が乱れているということ。1人で悩まずお気軽に当院にご相談ください。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

次ページへ »« 前ページへ