ブログ

【男性必見】ヒロミさんも苦しんだ更年期障害を男性はどう対処すれば良いのか?

更年期障害
2022年06月17日

タレントのヒロミさんが、男性の更年期障害になったことを告白したことがニュースになり話題となりました。

ヒロミさんの告白によると、50歳過ぎたあたりから身体の不調を感じ始め、病院で更年期障害と診断されたそうです。

57歳の現在でも薬の治療を続けているとのことです。

このニュースで「男性も更年期障害になるの?」と知った人も多いのではないでしょうか。

実際に更年期障害で悩む男性は一定数いて、当院にも結構いらしています。

更年期障害について詳しくはこちら

男性更年期障害の原因

女性の更年期障害の場合、加齢によって女性ホルモンが減少することで起こります。

女性ホルモンの分泌は自律神経に影響するので、分泌量が減少すると自律神経が乱れてしまい、様々な症状につながっていくのです。

これと同じことが男性にも起こります。

加齢によって男性ホルモン(テストステロン)の分泌が減少してしまい、それが自律神経バランスを乱して、様々な症状を引き起こすのです。

男性と女性の更年期障害の違い

更年期障害の症状は男性と女性で違いがあるわけではありません。しかし「期間」には違いがあります。

女性の場合閉経後5年くらいで自然と落ち着いてきます。しかし男性の場合、更年期障害が自然と落ち着くことはなく、放っておくとずっとそのままであり、悪化していくことも多いです。

「なんとなく身体が不調」から始まって、「突然のほてりや発汗」などが起きるようになります。

ちょっとしたことでイライラしてしまい、ストレスで人に当たってしまうことも増えるかもしれません。

高齢の男性が不躾になっていくのは、更年期障害のせいである可能性は大いに考えられます。

ビジネスマンには更年期障害が「うつ」として現れることもあるので、甘くみてはいけないと思います。

医療機関で行っていること

男性更年期障害は、血液検査の遊離型テストステロン値によってドクターから診断が下されます。超音波検査や前立腺がん検査も行われることもあります。

血中のテストステロン値が8.5pg/ml未満の場合は更年期障害となります。

実際に更年期障害であることがわかったら、医療機関では以下のような療法が行われます。

漢方
投薬
ホルモン補充療法

ごく軽い症状だと漢方、それなりの症状だと投薬、症状が重いとホルモン補充療法が行われます。

ただ男性更年期障害は上記の療法ではなかなか完治せず、ヒロミさんのように長期間治療を続けながら付き合っていくことになる人が多いです。

「症状が悪化しないように抑え込み続けることを続ける」ようなイメージです。

男性更年期障害で悩むあなたに当院からのご提案

しんそう芦屋浜では、そんな男性更年期障害で悩む方に一つの提案をしています。

それは「当院で自律神経バランスを整えませんか?」ということです。

男性更年期障害の原因は男性ホルモン分泌減少による自律神経バランスの乱れにあります。

男性ホルモンの分泌を増やすことは出来ませんが、当院は自律神経バランスを整えることは出来ます。

自律神経バランスを整えれば、例え加齢でホルモン減少が起きていても、また以前のような普通の身体・普通の生活に戻れている男性はたくさんいます

いつまでも薬を飲み続けることに不安を感じていたり、ホルモン補充療法の副作用で苦しみ続けるのは大変ツラいことだと思います。

もちろん医療機関を頼ることも重要ですが、そこだけで良くならない場合、自律神経専門院であるしんそう芦屋浜にもお気軽にご相談ください。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

起立性調節障害に対して親ができること・してはいけないこと

自律神経失調症 , 起立性調節障害
2022年03月30日

年々子供の自律神経失調症で悩む親御さんからの相談が増えています。

子どもの自律神経失調症、つまり「起立性調節障害」になってしまうお子さんが増加しているということです。

目の前のお子さんが苦しんでいるのを見ると、親として何かしてあげたくなる方も多いでしょう。

起立性調節障害の改善には確かに「親として何をするか」が非常に重要な要因です。

ただしその何をやるか次第では、症状が悪化してしまうケースも多いです。

そこで今回は、起立性調節障害に対して親ができること・してはいけないことについて、自律神経失調症専門院の目線からお話してみようと思います。

親御さんに知っておいて欲しい前提

まず親御さんに必ず知っておいて欲しいこととして、起立性調節障害で悩む多くのお子さんは学校に行きたくないのではなく、「学校に行きたいのに症状によって行けない」状態にあるということです。

一部例外として、学校に行きたくないという感情が隠れている場合もありますが、多くの場合はその逆であることをまずは知っておいて欲しいと思います。

親がしてはいけないこと


起立性調節障害のお子さんに親としてしてはいけないのは「叱責」です。学校にいけないことを責めることは絶対にいけません。

親目線からはサボりに見えるかもしれませんが、前提の部分でお話したように大部分のお子さんはサボりたいのではなく「行きたいのに行けない」状態です。

そんな状態のお子さんを責めたら、そのストレスによって症状が悪化していってしまいます。

起立性調節障害のお子さんは怠けているのでもサボっているのでもなく、体が思う通り動かせなく苦しんでいるのです。

そんな苦しみを感じているお子さんを絶対に責めないで上げてください。

親が出来ること


親御さんが起立性調節障害で苦しむお子さんに出来ることは様々なことがあります。

起立性調節障害のことを正しく理解する

まずが起立性調節障害について正しく理解しましょう。

起立性調節障害と言っても、その症状の出方は様々です。

あなたのお子さんが起立性調節障害の代表的な症状が出ていなかいから起立性調節障害ではないと考えてしまうのは良くないです。

細かい症状も起こることがあるのが起立性調節障害の特徴でもあります。

まずは起立性調節障害について正しく知ることで、あなたのお子さんの苦しみを理解できるようになりましょう。

お子さんの苦しみに寄り添う

起立性調節障害について正しく理解すると、お子さんがどれだけ苦しんでいるのかを理解できるようになるはずです。

そうなったら次はお子さんの苦しみに寄り添ってあげてください。

「苦しみを理解してくれる」だけで気持ちは救われることが多いです。

親の理解によってお子さんの気持ちが救われれば、症状の悪化を抑えることにもつながります。

適切な医療機関を探す

起立性調節障害はお子さんの努力だけでは治すことは難しい症状と言えるでしょう。

またお子さんが適切な医療機関を探すことも難しいのが現実です。

なので親御さんは起立性調節障害の適切な医療機関を探して、お子さんを連れて行ってあげましょう。

治療法がある・対策法があることを知るだけで、症状が少し落ち着くこともあります。

希望によってストレスが減るからでしょう。

じっくりとサポートしてあげる

親御さんとしてがお子さんが学校に行けない期間が長くなると焦ってしまうかもしれません。

しかし焦る気持ちはお子さんの方が強いです。

そんな時に親御さんが焦ってしまったら、それを見たお子さんがプレッシャーに感じて症状が悪化してしまうかもしれません。

焦ってしまうかもしれませんが、その気持ちは押さえて、お子さんのことをじっくりとサポートしてあげてください。

起立性調節障害でお悩みなら当院へ


起立性調節障害に対して親ができること・してはいけないことについてお話してきました。

しんそう芦屋浜にも、起立性調節障害で悩むお子さんを連れた親御さんが多くいらっしゃいます。

その多くが医療機関の治療でも上手く改善しなかったケースが多いです。

なのでもしあなたもあなたのお子さんも改善しない起立性調節障害で悩んでいるのであれば、一度当院にご相談ください。

当院があなたたたちの手助けになれるかもしれません。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

「自律神経失調症」と「うつ」の違いは?どんな関係がある?

うつ , 自律神経失調症
2022年03月20日

自律神経失調症と病院で診断されると、「自分はうつ病なんだ」と思う人は結構多いです。

「自律神経失調症=うつ」という理解の人が多数いるということでしょう。

自律神経失調症=精神障害であるという考えを持つ人もそれなりにいるようです。

しかし実はこれは誤りです。自律神経失調症とうつは違うものです。

しかし一方でこの2つが関係することも事実です。

そこで今回は「自律神経失調症」と「うつ」の違い・関係性について詳しくお話しようと思います。

定義

違いや関係性を理解するには、まずはそれぞれの「定義」を知っておくことが重要です。

自律神経失調症の定義

厚生労働省の健康情報サイトでは、自律神経失調症は次のように定義されています。

ストレスなどが原因で、自律神経である交感神経と副交感神経のバランスが崩れて出る様々な症状。

自律神経失調症は、自律神経がストレスによって正常に機能しないことによって起こるさまざまな症状の総称です。

引用:
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/heart/yk-082.html#:~:text=%E8%87%AA%E5%BE%8B%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E5%A4%B1%E8%AA%BF%E7%97%87%EF%BC%88%E3%81%98,%E3%81%AA%E7%97%87%E7%8A%B6%E3%81%AE%E7%B7%8F%E7%A7%B0%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

うつの定義

うつ病については、次のように説明されています。

うつ病は、気分障害の一つです。一日中気分が落ち込んでいる、何をしても楽しめないといった精神症状とともに、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、日常生活に大きな支障が生じている場合、うつ病の可能性があります。

引用:
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html

定義からわかる違い

この2つの定義を見比べてみると、自律神経失調症とうつが違うものだとなんとなくわかると思ういます。

ポイントは次の部分です。

自律神経失調症:さまざまな症状の総称
うつ病:気分障害

要は自律神経失調症というのは身体と心のどちらにも症状が起こるものであるが、うつ病も身体的な症状もありますが「気分障害」つまり精神的な症状が主であるということです。

診断基準の有無による違い

自律神経失調症とうつの診断基準にも大きな違いがあります。

自律神経失調症には診断するための検査や、明確な診断基準がありません。

担当したドクターの臨床経験に基づいて診断されるので、ドクターごとの差が大きいのが特徴です。

一方でうつ病には検査・診断基準があります。

診断基準は「国際疾病分類第10版」「精神疾患の診断・統計マニュアル第5版」などに明記されているので、ドクターごとの個人差はそれほど出ないようになっています。

当院が感じる自律神経失調症とうつの違い

ここからはあくまで当院が様々な人を見てきた「経験」に基づいた感覚のお話になります。

うつ病は精神的な症状です。しかし自律神経失調症にも精神的な症状は出ます。

例えば不安感やイライラ・焦り・情緒の不安定などです。

ではこの2つの違いは何かというと、「精神症状の深刻さ」にあるのではないかと思います。

自律神経失調症による不安や情緒不安定ももちろんツラいと思います。それに輪をかけて心のツラさがでてくるのがうつ病なのでしょう。

感情がなくなってしまう・感情が振り切れてしまうレベルになるのが、うつ病の特徴の1つだと思います。

自律神経失調症とうつの関係性

自律神経失調症にも精神的な症状が出るとお話しましたが、その症状がどんどん悪化していくとうつ病につながっていくのでしょう。

そういった意味で、自律神経失調症とうつには関係性があると言えると思います。

心に手当を、いつでも相談を


自律神経失調症とうつの違い・関係性についてお話してきましたが、どちらにせよ「心に手当を」ということ忘れないで欲しいです。

少し足をすりむいたら、水で洗って絆創膏を貼るでしょう。体に対してはちょっとしたことでも手当をします。

それなのに心にちょっとケガをしても、手当をする習慣が日本にはありません。だからその心のケガがどんどん悪化して、自律神経失調症やうつにつながっていってしまうのでしょう。

ちょっとしたことでも、心が傷ついたら手当をしましょう。

1人で手当てが難しければ、専門家に頼りましょう。

当院も自律神経失調症の専門院です。体からアプローチすることで心を整える施術を行うのですが、これも心の手当の1つです。

心に手当を、いつでも相談を。このことをぜひ覚えておいてください。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

次ページへ »« 前ページへ