共感疲労で心と体がしんどい方へ行って欲しい対処法

今、戦争報道によって、共感疲労によって心身が不安定に合っている人が急増しています。

共感疲労というのは、「他者の感情をその人の立場になって感じることで蓄積する疲労」のことです。

戦争報道によって心に不安を感じるのは、まさにこの共感疲労だと言えます。

他にも不眠、食欲不振、血圧上昇、抑うつ状態など情緒不安定になる人もいます。

東日本大震災の時に、多くのアーティストがストレス障害にかかったそうです。これも共感疲労の1つでしょう。

あまりも重いニュースが続いているのですから、共感疲労になってしまっても不思議ではありません。

とはいえ共感疲労によって心と体がしんどいまま生活するのはとてもツライと思います。

そこで今回は共感疲労で心と体がしんどい方へ行って欲しい対処法についてお話をしていこうと思います。

対処法① ニュースを見る時間を減らす

共感疲労はストレスによるものですから、ストレスの元であるニュースに触れる時間を意識して減らしてみましょう。

確かに戦争報道などで現在の状況を理解することは大切なことなのですが、それであなたも心身が壊れてしまったら意味がありません。

テレビではなく本を読む時間を増やしたり、SNSを見る代わりに映画を見たり。心に負担のかかるものを避けて、自分で楽しいと感じられるものを積極的に取り入れていきましょう。

対処法② 「ツラい」と言葉に出す

共感疲労で辛い場合は、その感じる気持ちをそのまま家族や友人に聞いてもらいましょう。

ツラいことをそのまま言葉にして出すことは、ストレス解消のとても有効な手段の1つです。

心理療法のカウンセリングで行うのは、まさにこの「正直な気持ちを言葉にする」ということです。言葉にすることはストレス処理に役立つのです。

弱音やツラい気持ちを吐き出すことは悪いことはありませんから、ツラい時はツラいと言葉にしていきましょう。

対処法③ 体を動かす


体を動かす、特に有酸素運動は精神疲労には有効です。

有酸素運動では、幸せホルモンであるセロトニンの分泌を活性化をすることが出来ます。

「今、心が不安だ」という時こそ、ウォーキングや軽いジョギングを行ってみましょう。

共感疲労は自律神経を乱す

共感疲労によって不眠、食欲不振、血圧上昇、抑うつ状態など様々な症状が出てしまうのは、共感疲労のストレスで自律神経が乱れてしまっているからです。

つまり共感疲労によって自律神経失調になっている可能性もあるのです。

まだまだ軽い段階・自覚できる段階であれば、今回ご紹介した対処法を取り入れていただければ、日常生活を普通に送ることが出来るようになると思います。

しかし共感疲労による影響があまりに大きい場合は、一度自律神経の専門家に相談してみるのも1つの方法だと思います。

専門家に相談して不安や辛さを吐き出しつつ、その改善のための治療・施術を受けてみてください。

辛いニュース・不安な情報が多い現代ですから、自分の心身と相談しながら取り入れる情報をコントロールしていきましょう。

芦屋市の自律神経失調症専門院 しんそう芦屋浜

 

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